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スターター取り付けボルトの雌ネジを修復する

2015年9月27日(日) 252,316Km

昨日スターターの簡易O/Hでイジリ壊してしまったマウントボルトの雌ネジを修復します。

イジリ壊したといっても、アルミに直接ねじを切ってあるだけなんてちょっと残念な設計。特にバレオのスターターは毎年取り外すので傷みやすいですが、そうでなくてもヘリサートくらい入れておいてほしいものです。
今回はボルトが斜めに入ったとか、途中で硬くなったとかなく、スルスルっと舐めてしまいました。

さて、雌ネジの修復と言えば穴をオーバーサイズにしてヘリサート、というのが定番でしょうか。
同じサイズのボルトが使えますし、オリジナルよりも強度が増すのも安心です。
でも今回の場所は奥行き方向にスペースが無いので、穴をオーバーサイズするにも、タップを立てるにも、どうにもうまくいきそうもありません。
まじめにやるならギアボックス降ろさないとダメでしょう

そんなこと言ってられないので、今回は強力エポキシパテってやつでねじ山を再生するという作戦です。

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↑開店と同時にアストロプロダクツで買ってきたGM-8300

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↑さて、ここからやり直し

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↑これが硬化剤。まずは硬化剤だけでよくかき混ぜます。 

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↑主剤と良く混ぜて混ぜて混ぜます。分量は正確に100:10.

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↑穴にもすこし入れて、ボルトのネジ部にも塗ります。
固着防止の為にボルトネジ部にはシリコングリスをコーティングしておきます。

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↑このボルトを穴にねじ込んで、ある程度固まるまで放置します。

作業可能時間15分
40分くらいで相当硬くなり、2~6時間で完全硬化のはずなんですが、1時間たってもまだ爪を立てられるくらいの硬さです。
完全に硬化してしまうとボルトが抜けなくなるらしいので、イチかバチかでボルトを抜いてみます。

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↑うーん。やはりもっと硬くなってからでないとねじ山が綺麗に作れません。ボルトの谷部にパテがくっついてとれてしまいました。
このまま6時間くらい待ってカチカチに硬化してからスターターをつけてみましたが、ボルトにしっかりトルクを掛けることはできませんでした。

やり直しです。

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↑同じ手順でねじ山再生作業。2度目は主剤と硬化剤のまぜまぜを更に入念に、そしてヘアドライヤーで熱しながら行いました。

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↑出来上がり。今度も爪が立たなくなるくらいの硬さになるまで5時間かかりました。
すれすれまでボルトは抜かずに、もうほんとに固まりきる直前に外しました。
写真には奥のほうまで写っていませんが、今度はしっかりねじ山ができたようです。

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↑スターターをとりつけて下から見上げたところ。
まだなんとなく恐いのでボルトの締め付けトルクは気持ち低め。当面緩まないか確認しましょう。
幸いカウルの下からミラーで覗き見することができそうです。

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↑バッテリーをつないでスターターが軽やかに働く(←これ、本来の目的)ことを確認したらすべて復旧。
スターターが付かないとバイクは使えないので、これで直らなければギアボックス降ろしか、と久々に焦らされました。

GM-8300は6時間ほどすると確かに信じられないくらい硬くなりますが、説明書の書き振りではもっと早く硬化するイメージです。分量もきっちり計ったし、混ぜ方もそうとう入念でした。気温は23℃だからもっと早く硬化しても良さそうですが、もしかして長期在庫品だったのかな。
これでねじ山が再生できるならお手軽で便利ですが、強度はどうでしょうか?
いつか来るクラッチ交換のときまで持ってくれると良いのですが。

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コメント

かなりお手軽(実際には再作業なので大変だったようですが)にネジ山が再生できるんですね、うーむ技術の進歩は凄い。

確かにこの内容ですと、耐久性が気になるところですね。
スターター自体が作動するのはクランキングの時だけですから、クラッチ交換の時まで耐えてくれると良いですね!

私もアストロに走ってきます(笑

投稿: ふれお | 2015年9月29日 (火) 23時17分

ふれおさん、こんにちは。
作業はとても簡単です。ねじ山再生の場合は固まり具合の見極めがポイントでしょうか。
既に300km程度走りましたが、今のところボルトが緩んだりはしていません。

投稿: はるかぱぱ | 2015年9月30日 (水) 23時29分

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