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アイドルアジャストスクリューの清掃(手抜き編)

2011年11月20日(日) 147,202Km

このエンジンに共通した特徴のようですが、同調をとってからある程度の距離を走るとだんだんアイドル回転数が落ちてきます。

主な原因はエアフィルターの汚れとスロットルバルブ周辺の汚れのようです。

クリアランスが広めの空冷エンジンということもあり、ブローバイは多目なようで、オイルの入れすぎはもちろん、冷間時からのエンジンの温め方にも気を使ってもスロットルバルブ周辺はオイルで汚れやすい傾向にあります。

特にアイドル回転数に影響を与えるのは、アイドル回転調整用のスクリュー(真鍮製の奴)が刺さった穴の周りで、ココを通り抜ける空気がスロットルバルブをバイパスしてアイドル回転を維持するので汚れて空気の流れが悪くなるとアイドリング回転数が低くなる、という訳です。

海王の場合は何故か右バンクのほうが汚れやすく、5000Km程度走るとアイドリング回転数が100rpm程度低くなってきて、且つ左右のバランスがわずかに崩れてくるようです。
そのまま乗っていても1万キロ程度までは許容範囲ですが気にしだすと気になるものです。
今回の場合は次の15万キロ整備でオルタネーターベルト交換が予定されているので、本格的な同調作業はそれと一緒に作業するとして、少し手抜きの方法で右側だけを清掃してみることにしました。

20111121a_rt_access
↑右カウルの足元にあるアクセスパネルを外します。

20111121b_rt_screw
↑アクセスパネルの情報にある小さな穴からアイドル調整用スクリューを外します。
外す前にFull Closeからの回転数を控えておくことを忘れずに!

20111121c_rt_clean
↑穴からエンジンクリーナー(今回使用したのはKUREのエンジンコンディショナー)をスプレー。このときスロットルを開いておきます。

20111121d_rt_air
↑可能な限り綿棒などで穴をきれいにした後、同じくスロットルを開きながらエアーでクリーナーを吹き飛ばします。

20111121e_rt_screw2
↑取り外したスクリューも綺麗に拭いて取り付けます。
取り外す前に記録しておいた位置にあわせればOKです。

あとは暫く走ってエンジコンディショナーを焼き切れば完璧。
作業後、完全に暖気が済んだ状態で5000Km前の同調直後とほぼ同じ回転数まで戻りました。
まあ、左側も少しは汚れるでしょうから1万キロ毎にはちゃんとした同調を取ったほうが良いと思いますが、RTはGSなんかとちがってそのたびにカウル外しも必要で、こういった手抜き作業も有りかな、と思っています。

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コメント

はるかぱぱさま。

いつも繊細なメンテナンスに感服しております。エンジンコンディショナーは効果ありますよね。私は某W社を高速走行時に使用していますが、明らかにフィーリングは違います。ヘッドを開けてみないと、実際のところはわかりませんが(笑)そこで、またまた『教えて君』で申し訳ないのですが、メンテの際の基準数値関係はどのような手段で把握されていますか。私は、はるかぱぱさまが利用されているモーター****さんにあるCD版ワークショップマニュアルと妄想しておりますがいかがでしょうか?この冬にヘッドオーバーホールとカムチェーンテンショナー(正式名称は知りませんが私が予測するにラッシュアジャスターの原理と思います)交換を考えております。長文になりましたが、よろしくご教授お願い致します。

投稿: いじり系おやじ | 2011年11月22日 (火) 06時59分

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