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Oetiker ステップレスイヤークランプ 取り扱い上の注意

2011年9月26日(月) 141,715Km

1150RTの燃料ホース締結に使われているクランプは、" ステップレスイヤークランプ"というらしいのですが、専用のツールが無いと外すのも付けるのも苦労させられます。

フューエルフィルター交換時には避けては通れないこのクランプ。
以下にわかったことをまとめておきたいとおもいます。

  1. 代替品
    ホースが抜けたりして騒いだ初回作業時にいただいた情報では、型式や年式によっては純正でねじ込み式のクランプも使われているらしいです。
    再利用可能なねじ込み式への変更をしている方は結構いらっしゃるようですし、私も初回作業時には一部ねじ込み式クランプを使いました。
    ねじ込み式で気になる点は重量増加です。クランプをねじ込み式に換えると結構重くなるので、振動などでフィルターやポンプの取り付け部に無理な力が掛かりそうな気もします。
    それを除くと、締め付け力も自分で調整できますし、取り付け取り外しも簡単なのでひとつの選択肢だと思います。

    20110926a_rt_tube ←心配は赤丸のところ

  2. クランプやツールの入手方法
    純正品と同じものをつかうとなると、ツールの手配が必要です。クランプもディーラーで買うと割高なので一緒に纏め買いしておきましょう。
    探してみたところ国内では入手困難でした。ツール専門店に行けばあるのでしょうが、ネット通販しているようなところでは、扱っていても在庫切れ、という状態。
    このドイツ製のプライヤー、米州での定価は$22程度のようですが、日本に送ってくれるお店がなかなか見つからず結局少し割高ですが豪州の工具屋さんから個人輸入しました。
    ちなみにエチカのクランプには1mm刻みでたくさんのサイズが用意されていてどれにするか悩むところですが、今回はホースの外径(実測で13mm)に最も合いそうな11.8-13.8mm 用を100個セットで大人買いです。
    クランピングツールはツールは23.8オーストリアドルでした。
    購入元は"AUTOPARTS WGOLESALERS"。

  3. 使い方(外し方)
    このクランプはツールが無いと外すのにも苦労させられますが、専用ツールでクランプ耳の部分を縦につまんでバチンと鋏み切るとかんたんに外すことが出来ます。
    プライヤーは柄の部分が長く、刃先は鋭いのでステンレスのクランプも見事にせん断してくれます。このツール、これだけで買う価値があります。

    F_apply4

  4. 使い方(取り付け方)
    クランプの耳の部分をツールでつまんでぎゅっと締め付けるだけです。綺麗にかしめられてしっかりとホースが固定されます。
  5. 20110923f_rt_clamping
    取り付けにはひとつだけ注意点があります。
    ツールの刃でつまむ位置がホースに近すぎたり、カシメ方がラフだったりすると、内側のリングにしわが寄って隙間が出来、燃料漏れを起こすことがあります。
    Pic_oetiker_single_ear
    ②カシメる時につまむ部分
    ⑤内側のリング。しわが寄るのはこのリングの頭頂部。カシメた外側のリングにつられて折れ曲がるようにしわが入ります。
    20110926b_rt_clamp
    赤い線が内側のリング。外側のリングをカシメるのにつられて引っ張られて、カシメ部の下にしわが寄ることがあります。
    実は1箇所、タンク外部のリターンラインでこうなって、見事に燃料漏れを起こしました。

今のところわかっていることはこんな感じです。
あまりにかんたんなので操作が雑になってしまったりしますが、丁寧に作業する分には簡単確実なクランピングが可能です。
燃料ホースの結合部は狭いところもあるので、ねじ込み式を使いたくない人には是非お勧めしたいクランプとツールです。

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