« ケンドルのオイルを買った | トップページ | 定例オイル交換(ケンドル20w-50) »

スロットルバルブ周りの清掃と同調

2011年5月14日(土) 128,981Km

オイル交換に先立って久々にスロットルバルブ周りの清掃と同調を行いました。

1150RTのスロットルコントロールは書くと長いのでここでは省略しますが、ブローバイで汚れるスロットルバルブ周りの定期的清掃を行わないとアイドリング回転が落ちたり、ばらついたりする原因になります。
経験的に1万キロ毎の清掃が望ましいです。

今回は、このところ好調が続いているものの前回の作業から1.5万Kmになるので、念のため清掃作業を行うことにしたのです。

【前回の作業】
エアフィルター交換、アイドリング同調 2011年1月8日(土) 114,992Km

清掃の作業手順は以下の通りです。

20110514a_rt_sync1
↑作業のためには矢印のクランプを3つ緩めます。元のネジの長さ(締め具合)を記録しておきましょう。

20110514b_rt_sync2
↑スロットルバルブAssy後方(エアクリーナー側)のダクトをエアクリーナーボックス内に逃がすようにスライドしてスペースをつくり、スロットルバルブAssyを取り外します。
スロットルケーブル類が付いたままなので少しずらすだけです。

20110514c_rt_sync3 20110514f_rt_sync6
↑下部にあるゴムキャップをはずしてからクリーナーを吹きます。そして少しおいてからウエスで清掃、最後にコンプレッサーエアーでクリーナー分を飛ばします。
何度か繰り返し、特に同調時に使用する真鍮のスクリューが入る穴(赤丸)は綿棒などで掃除しましょう。
このエンジン、長期間使っているとだんだんアイドリング回転数が落ちてきますが、それはこの穴に汚れが溜まってスロットルをバイパスする空気量が減るからのようです。
定期的な清掃が必要な理由です。

20110514d_rt_sync4
↑こちらは取り外した同調用のアジャストスクリュー。取り外す前に締め込んで回転数を記録します。海王の場合はだいたい1回転締め込むと締まりきります。
確認後にスクリューを取り外して汚れをふき取ります。
今回は汚れも少なめで、エンジンが好調であった事が裏付けられました。

20110514e_rt_sync5
↑これがいつも使っているクリーナー。

十分にコンプレッサーエアーでクリーナー分を飛ばしてから復旧します。
スロットルバルブAssyのOリングを噛みこまないように注意です。
また、クランプや真鍮のアジャストスクリューは、事前に記録しておいたオリジナルの締め込み位置まで締め込みます。

左右ともに復旧が終了したら同調作業に移行します。

【注意!】
同調作業の実施には、

  • スロットルケーブル類の調整が済んでいること
  • バルブクリアランスの調整が済んでいること
  • エアクリーナーが新品

などの条件があります。

また、同調作業はエンジンが十分に暖気されている必要がありますので、準備が整い次第(ノンカウル状態で)ミラーだけ付けて最低15分(できれば30分くらい)走ります

エンジンが芯まで温まったところでスロットルバルブAssy下部のゴムキャップをはずしてゴムホースを接続、負圧計に繋いでアイドリング状態で左右の同調を取ります。
左右の負圧が異なる場合には真鍮のスクリューを回して調整します。
スクリューを回すとスロットルをバイパスする空気の量が変化するので負圧も変化し、結果アイドリング回転数も変化します。
※ちなみに、燃料の量は左の"スロットルの位置"に合わせて左右同量が噴射されます。アイドリング時はスロットル全閉なのでスクリューを回しても燃料の量は変化しません。

左右で負圧がそろい、アイドリング回転数が1100rpm程度になるように手早く調整します。

【関連記事】
タペットクリアランス確認と同調に挑戦! 2009年1月12日(月) 40,100Km

納得いくレベルにまとまったら、再度ノンカウルでテストラン。ゴムキャップの取り付けを忘れないように!
テストランで問題が無ければこれで終了です。

ちなみにスクリューを緩めすぎる(開けすぎる)と、燃料が薄くなりすぎてスロットルオフ時にパンパンいうようになります。
同調作業に結果、パンパンがひどくなった場合はどこか他のところ(点火系とか)がおかしいので原因を探してなおす必要があります。

にほんブログ村 バイクブログ バイク 修理・整備へ←クリックしてポイント加算にご協力を!

|

« ケンドルのオイルを買った | トップページ | 定例オイル交換(ケンドル20w-50) »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: スロットルバルブ周りの清掃と同調:

« ケンドルのオイルを買った | トップページ | 定例オイル交換(ケンドル20w-50) »