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フルインテグラルABSブレーキのブリード【予習編】

2010年2月13日(日) 118,843Km

前後連動機能と電動サーボを組み合わせたブレーキシステムは1150RTの大きな特徴ですが、この"フルインテグラルABS - EVOブレーキ"のブレーキオイル経路はちょっと複雑です。

近いうちにブレーキシステムのブリードを行う予定なので、ここで少し予習です。

まず、システムの中心にあるのが"Integral ABS pressure modulator"です。
位置としてはフューエルタンクの下。バッテリーのすぐ前になります。

レバーやペダルからの入力は油圧としてまずこの Integral ABS pressure modulator に入ります。
ここまでがコントロール・サーキット(Control Circuits)。

サーボで加圧されたオイルが Integral ABS pressure modulator からタイヤ部のブレーキに届くまでがホイール・サーキット(Wheel Circuits)です。

つまり、ハンドルやリアタイヤ横についているブレーキオイルのリザーバーのオイルはブレーキ本体とは直接導通がないわけです。

20110213q_rt_bleed2
黄緑がフロントのコントロールサーキット
水色がリアのコントロールサーキット
赤がフロントのホイールサーキット
黄色がリアのホイールサーキット

ですから、ブレーキオイル交換(含ブリード)作業も、サーキット毎別々に実施する必要があります。

簡単な手順は以下の通りです。

  • コントロールサーキットは、前後それぞれのリザーバーからオイルを入れながら Integral ABS pressure modulator でオイルを抜きます。
  • ホイールサーキットは、 Integral ABS pressure modulator でオイルを入れながら、ブレーキのキャリパー部でオイルを抜きます。

20110213p_rt_brakebleed
黄緑がフロントのコントロールサーキット(抜き口)
水色がリアのコントロールサーキット(抜き口)
赤がフロントのホイールサーキット(注ぎ口)
黄色がリアのホイールサーキット(注ぎ口)

作業には、通常ブリードで使うDOT4のブレーキオイルやブリード用のホースに加えて Integral ABS pressure modulator からブレーキオイルを注ぐためのコンテナ(専用ツール)が必要になります。
また、ホイールサーキットのオイルレベルを正確に合わせるためには、新品のディスクとパッドを取り付ける必要があります。新品でない場合にはダミーパッド(専用ツール)を取り付けてレベルを合わせますが、ブレーキディスク(とパッド)を新品交換する時にブリード作業を同時実施できれば楽だということです。

さて、実際の作業はいつになるでしょうか。

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