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アイドリング中にエンジンが一瞬ブブッとグズる件

2010年12月17日(金) 113,370Km

先日チョークレバーが引けなくなって、緩んでいたレバーの固定スクリューを締めた事はレポートした通りです。
それ以降チョークレバーの動きは大変スムーズで、そちらは一件落着なんですが、これには想像していなかった別の効果があったようです。

海王は1年ほど前から、ごく稀にアイドリング中のエンジンが突然(1回点火がスキップしたように)ブブッと咳き込む持病を持っています。
疑わしいところを徐々に潰してきたのですが、未だ完治には至っていませんでした。
行ってきた主な対策とその効果は、

  • スロットルケーブル類の調整
     スロットルケーブル、チョークケーブル、ボーデンケーブルディバイダー(後述)下流の左右のスロットルケーブルの長さを調整。
     エンジンの調子はよくなりましたが、ブブッは治りません。
  • スロットルバルブ周囲の清掃
     スロットルバルブボディを外して内部を清掃。もちろん真鍮のアイドルアジャストスクリューもきれいにします。
     アクセルの"ツキ"が良くなり、アイドリングも安定しますが、ブブッには無関係。
  • Oxygenセンサー交換
     交換したときは効果があったように感じたんですが・・・・。プラシーボ効果だったようです。マフラー取り外しの練習にはなりました。
  • ダイレクトイグニッション交換
     これはアイドリング不調(というより片肺)の回復には効果絶大でしたが、このブブッという奴は別の問題だったようです。

最近では、冷間始動後、RIDの油温目盛りが2,3になった頃(つまりチョークレバーを戻した後直ぐ)にブブッとなることが多く、エンジンが温まった後はほとんど"感じない"状態でした。

さて、前置きが長くなりましたが、今回行ったレバー固定スクリューの締め直しでこのブブッが治ったようなのです。完全に。
冷間時、暖気後、どんな状況でもアイドリングは大変安定し、以前のようにブブッとぐずる事は一度も発生していません。
まったくもって予想外でしたが、結果から見てほぼ間違いなく完治した模様です。

1150のスロットルケーブル類はなかなか凝ったメカニズムになっています。

20101217a_rt_cable

流れは
(1)右手でスロットルをひねり、ケーブル①を引く
 →ケーブルでバッテリー前の奥深くにある"Bowden-cable divider"に伝わる。
(2)プーリー②が矢印の方向(反時計回り)へ回される。 
 →プーリーにつながれた2本のケーブル③④が同じ長さだけ引かれる。
(3)左右シリンダーのスロットルバルブが同じ角度だけ開く。
 →エンジンの回転が上昇する。

アイドルアップの場合は
(4)チョーク(ファストアイドル)レバーでケーブル★を引く
 →Bowden-cable dividerに伝わる。
(5)プーリー②が矢印の方向へ少しだけ進められる。
 →ケーブルの先についたアダプターの形状がポイント。
 これに沿ってプーリーが少しだけ動かされる。
 ★ケーブルの動きは右手からのスロットルケーブル①の動きを制約しません。

さて、今回この★ケーブルの手元側の固定が緩かったので過大なバックラッシュ(ガタ)があったのでしょう。
それで振動などでプーリーが予期しない動きをしていたかもしれません。これはスロットルバルブの急閉や急開を招き、ブブッの原因になった可能性があります。
ケーブルのアジャストをしてみるとわかることですが、このケーブルはほんの少しの動きでエンジン回転を大きく変化させます。仮に1mmのずれであっても結構な影響があると推察されます。

ということで、アイドリングが安定しない、アイドリング時に一瞬回転が落ちる、などの不調で困っている方は

  1. スロットルバルブ周囲の清掃
     好調の方も定期整備がオススメです。
  2. スロットルケーブル類の調整
     同調もとりましょう。
  3. チョークレバー周りのネジ緩み確認
     ここは盲点でしょうか。
  4. ダイレクトイグニッション交換
     イグナイタープラグも一緒に換えましょう。

という作業メニューの検討をお勧めいたします。

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コメント

はるかぱぱさま、こんばんは。

我が2003RTも、一昨日くらいから低速で失速しそうな症状が出始めました(ぶぶっと同じかどうかわかりませんけれど)。
油温ゲージが真ん中まで上がった、十分に暖気が終わった状態でも、アイドリングから少しスロットルをひねった状態でクラッチをつないで発進すると、まるで冷えているときのように一瞬失速し、そのあとドン、と前に出ます。
2速でクラッチレバーを離した状態でも、2000rpm前後だと、同じように息継ぎするので、低速での旋回がちょっと怖い状態です。
この土日でアジャストスクリュー周りを掃除してみようと思います。

投稿: Kachi | 2010年12月18日 (土) 01時42分

Kachiさま こんばんは。
その状態だと確かに低速走行に気を使いますね。
アジャストスクリューの清掃でなおるとよいのですが・・・。
ELFさんで雑談したときにも、あそこの清掃はエンジンを好調に保つために重要だ、というお話が出ました。
手が掛かる部分は有りますが、ちゃんとしてあげれば応えてくれるのもドイツもんの良さだと考えてしまうのは親馬鹿でしょうか。
早く好調になるとよいですね。

投稿: はるかぱぱ | 2010年12月18日 (土) 01時54分

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