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テレレバーのフォークシール交換

2010年2月14日(日) 80,040Km

先日から漏れ始めたフロントフォークのシール交換を実施しました。
同時交換をしたかったトップブリッジのブッシング交換は次回のお楽しみにして、今回はシール交換(手抜き)編です。

今回実施した方法は、フォーク上部を外して、インナーシリンダーを上に抜き、シールを交換するというものです。
フォーク自体はもとより、ブレーキキャリパーもフロントタイヤさえも外さないで作業しました。オイルも上から抜き取りです。

本当はフォークを外して、中のオイルも(底に溜まっているであろう)スラッジ等を完全に除去する為に下から抜いて交換したいところです。ところが1150RTのようなテレレバーの場合、フォーク自体は"サスペンション"としての機能は有していないので、中に入っているオイルも潤滑のためだけだそうです。
つまり、オイルは「入っていれば良い」程度で、そう考えるとこの段階でフロントフォークだけオーバーホールすることの意味があまり無いと判断しました。

20100214a_rt_start
↑いよいよはじまり。先ずはカウル類を外します。もう慣れたものでここまで10分です。
センタースタンドが外れると悲しいことになるので、オイルパンの下に油圧ジャッキ、リアタイヤの前に車輪止めを置いておきます。
作業は右フォーク→左フォークの順で1本ずつ。まずは右からいってみましょう。

20100214c_rt_clamp 20100214d_rt_broken
↑フォークに留められていた特殊タイラップは再利用できませんでした。後日調達します。

20100214e_rt_topbridge
↑上は14mmソケット。下は22mm?オープンレンチが21mmまでしかなくモンキーを使っています。

20100214f_rt_remove 20100214g_rt_freelength
↑外れました。この状態で自由長を測定しておきます。

20100214h_rt_hole
↑インナーシリンダー上部にあるブリードポートを開けてインナーシリンダーを抜き取ります。上に引っ張るだけで簡単に抜けます。

20100214i_rt_dustseal
↑ダストシールを外すとシールが見えます。リテーナーリングを外し、マイナスドライバーでこじるとシールが相当硬いですが、最後に"スポッ"と取れました。(アウターシリンダーに傷をつけないように要注意です!)
事前検討では、フォークを取り外さない方法ではスペース的にこの作業が厳しいか、と心配していましたが、結果的には長い柄のドライバーも使えたので大丈夫でした。

20100214j_rt_removedparts
↑取り外したパーツ。シール類は新品に交換です。

20100214k_rt_ekimen 20100214l_rt_ekimen2
↑オイルを抜く前に液面測定。19.5mmでした。シールとの当たり面を入念に点検します。

20100214m_rt_vacume
↑ホームセンターで買った注射器でオイルを抜き取ります。売っている一番大きな注射器の容量が60ccだったので、8回くらい繰り返します。結構重い・・・・

20100214n_rt_fluid
↑抜き取り終了。400cc抜けました。450cc入っている筈なのでこんなもんでしょう。

20100214o_rt_sladge
↑オイルの下のほうにはこんな汚れが・・・。

20100214p_rt_newfluid
↑新しいオイルです。色の違いはブランドの違いですね。今回はディーラー調達の純正品です。
オイルは注射器のホースを外して入れました。インナーシリンダーに付着していた分も考慮して420cc入れて液面を確認。OKとしました。

20100214q_rt_sealinstall
↑シール取り付けは簡単。手で押し込んだ後に、古いシールを当てて叩き入れました。この後、ダストシールを入れて、インナーシリンダーを入れます。自由長が同じくなるようにしてブリードポートを閉めます。

同様の作業を左側も実施して出来上がりです。
"健全な"右から実施したのは、液面などの測定を漏れてないほうで行って左右揃えたかったからです。
この上抜き方式で行うと、片側1時間程度で作業可能です。
準備、復旧いれて左右全部で3時間といったところでしょうか。

20100214s_rt_testrun_2
↑各部確認をしてテストラン。(ついでにカプリチョーザで食事

20100214r_rt_finish
↑40Kmほど走って確認。リーク無しです!

20100214t_rt_meter

テレレバーの場合、フォークオイルの定期的交換は必要ないようですが、シールのオイル漏れは珍しくないようなので、今後漏れたらまたこの方法で直そうと思います。
今回も、オイル漏れを起していた左フォークのインナーシリンダーやアウターシリンダーに傷や錆は見当たらず、シールの劣化が原因のようでした。
シールやオイルは汎用品が使えるようなので、次回はそうします。

【関連記事】
フォークオイル漏れ 近況  2010年2月13日(土) 79,990Km
テレレバーからフォークオイルが漏れた・・・ 2010年2月10日(水) 79,760Km

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コメント

昨日温泉プチツーに行ってまいりました。その際、左側のフォーク部分からオイル漏れ(にじみ?)が発覚!!はるかぱぱさん同様にシールの劣化が要因と思われます。整備本を見たら、フォークを分解しての整備が必要かと決心していましたが、この記事を参考にさせてもらい、上からのインナーシリンダー取り外し方法を試してみます。v(^^)v
いつも細かい記事ありがとうございます。

投稿: KOJI | 2011年7月 3日 (日) 21時53分

昨日温泉プチツーに行ってまいりました。その際、左側のフォーク部分からオイル漏れ(にじみ?)が発覚!!はるかぱぱさん同様にシールの劣化が要因と思われます。整備本を見たら、フォークを分解しての整備が必要かと決心していましたが、この記事を参考にさせてもらい、上からのインナーシリンダー取り外し方法を試してみます。v(^^)v
いつも細かい記事ありがとうございます。

投稿: KOJI | 2011年7月 3日 (日) 21時53分

KOJI さま
こんにちは。
この方法は結構簡単でおすすめです。
このバイクの場合、フロントフォークのオイルが多少漏れても性能には影響しないのですが、垂れたオイルがあちこちを汚すので、結局放置はできません。
シールを抜くときにアウターに傷をつけないように気を付けてください。

投稿: はるかぱぱ | 2011年7月 4日 (月) 00時04分

はじめまして。同じカラーのR1150RTに乗っています。私のR1150RTもフォークのオイル漏れが発生し、はるかぱぱさんのシール交換方法を参考に交換させていただきました。古いシールの取り外し作業はてこずりましたが、タイヤレバーを使ったらあっさりスポンととれました。
はるかぱぱさんの丁寧な説明記事に大変感謝いたします。

投稿: OM1 | 2015年10月12日 (月) 19時27分

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