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HID導入計画(完結編)

2010年1月5日(火) 76,500Km

冬休みの宿題として導入計画を決行したHIDですが、ひとまずこれで完結としたいと思います。

簡単にポイントをまとめてみました。

  1. 選定
    今回導入したのはトヨタ純正HIDシステム
    結果的にはバラスト(小糸製)もバーナー(フィリップス製)もトヨタ純正品です。
    バーナーの座金部加工の問題があるものの、少なくともH7ハロゲンからのHID化はこの方法が一番安価でかつ高品質のものが取り付けられると思います。
    何といっても総額1万円以下。バーナーは水銀レスで、バラストはMade in Japanです。
  2. バーナーの色温度
    当初5500ケルビンのものを用意しましたが、結果的に4300ケルビンを使う事にしました。レクサス純正品だそうです。
    ハロゲンに慣れた目にはこれでも白しぎるほどです。
    巷では後付けならもっと青いものを、というニーズが高いようですが、おじさんにはこれが一番です。
  3. 防水対策
    HIDは高電圧を発するので、バイクで使う上では防水(感電)について心配があります。
    今回はバラストの裏面に1.5mm厚のアルミ板をあてがい、あわせ面にシール剤を塗布しましたが、内部全体にシリコン樹脂を充填するなどの処置はしていません。
    乗用車であっても有る程度濡れる事は考慮されているはずですし、放熱のことも考えてあえてその程度にしています。
    まあ、バラスト自体2000円ですから、万が一壊れたらまた対策を考えます。
  4. 電気配線
    HIDへの電気はバッテリーから直接引いた線で供給するようにしました。
    20100105a_rt_wireハロゲンバルブに接続されていたソケットから信号を取ってリレーを作動させています。リレーは「ソケットに電気がきたら、バッテリーからの電気をバラストに流す」ように働きます。
    全ての接続部は熱収縮チューブで防水し、取り外しが考えられる部位はカバーをつけました、また配線全体にはコルゲートチューブで保護しています。
    HIDの消費電力は基本的にはハロゲンバルブよりも小さい(55w→35w)です。12Vとすると流れる電流は4.5A→2.9Aになります。しかしながら点灯した瞬間に流れる電流が大きいので既存の車体側配線をつかっての電力供給を行うと不具合が生じるかもしれません。
    RTの場合、タンクを外さなくてもバッテリーからヘッドライトまでの配線を行うことができるので、心配するよりは別途配線してしまったほうが安心です。
  5. 作業のポイント
    (1)車両側の改造は最低限です。
    唯一変更したのはライトハウジングから配線を引き出すための切欠きを作った点です。
    配線などはすべて手付かずで残してあるので、いざとなればいつでもハロゲン球に戻す事ができます。
    (2)おすすめの接着剤
    純正D4バーナーを流用する為には、バーナーの座金をH7形式に変換するためにH7座金リングを接着する必要があります。座金部は相当熱くなることが予想されるので、耐熱接着剤が必要です。
    色々探しましたが、結果として薪ストーブ補修用の耐熱接着剤が最適でした。1000℃以上までOKのようで700円位でホームセンターで買えました。(接着剤売り場ではなく、薪ストーブコーナーにあったので最初は見つけられませんでした)
    ※よくある2液性の接着剤(アラルダイト)は、使用したら熱で外れた、との情報を見つけました。
    (3)アッパーカウル着脱
    今回初めてアッパーカウルを外しましたが、それ自体簡単で、サイドカウルと同じく、外すべきネジの位置がわかりやすく、再取り付け時にもカウルがカチッとはまる感じなど、整備性のよさを再認識しました。(先日ホンダのスクーターをバラしましたがほんとに大変でした)
    (4)自分で取り付けできるか
    カウルやタンクが外せて、電気配線の基本知識があれば比較的簡単、というレベルです。DIYするにあたっては、アブソリュートなどの車種専用キットは少し楽になると思いますが、汎用製品や純正流用に関してはほとんど同じ手間がかかります。バラストが小さいものの方が取り付け位置の自由度が高いので、作業は楽になると思います。
    暗い夜道で突然ライトが消えるのは怖いですし、雨の日に感電なんてしゃれになません。自信があれば良いというわけではありませんが、少なくとも不安を感じる人は専門店に依頼したほうが良いでしょう。(この場合、たぶん純正流用って手は使えないですね)
  6. 使ってみての印象
    昼間のように明るい、というような事はありません。
    現代のクルマの標準に追いついた、というところでしょうか。
    これはRTのロービームが1灯式だからだと思います。2灯式に比較して単純に光量は半分ですから・・・。
    ですから明るい都心部の道ではあまり変化を感じません。確かに後続車の明るいライトで自車の影が気になる事はなくなりました。
    一方真っ暗な田舎道にいくと、今までの不安から完全に開放されたことを実感します。特に左右手前あたりをよく照らしてくれて、右左折時の確認がとてもしやすくなりました。
    バーナー自体にシェードが無いD4S規格であっても先行車が眩しそうにしたり、対向車にパッシングされたりすることはありません。ライト部を直視するとさすがに眩しいですが、普通に走っている分には特別眩しいという事はないようです。

    20100108a_rt_up 20100108b_rt_mid
    ↑通常の高さ(左)と、しゃがんだ状態(右)での眩しさ。低い位置(右)が強烈に眩しいのは当たり前として、左もハロゲンバルブに比較して眩しく感じます。

    20100108c_rt_detail
    ↑高い位置でも眩しさを感じるのは赤線部分。この部分はバーナーにシェードがあっても光が当たる部分です。単純に発行量が増えて眩しく感じるのでしょうか。
    下側にシェードがあれば防げるであろう下側の反射はそれほど気になりません。

HID導入計画はこれで完結です。
更に明るくするなら、ライトユニットそのものを変更しないと人に迷惑になりそうです。
最近はトヨタ純正プロジェクターヘッドランプユニットも安く手に入るようなので、これを仕込むなんて事をすれば、ロービーム2灯化も可能かもしれません。
とりあえず現状で満足なのでそこまでやる予定はありません。(笑)

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HID導入計画(4) 2010年1月3日(日) 76,257Km
HID導入計画(完結編) 2010年1月5日(火) 76,500Km

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