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インジェクター周りの清掃

2009年8月8日(土) 58,391Km

暑くなってから下がり気味だったアイドル回転数を調整するためにインジェクター周りを清掃して同調を取り直しました。

今週は20年ぶり!風邪を引いてダウン。体温が39度を越えたので、一応回復した今でもまだ本調子ではありません。
そんな中、リハビリを兼ねて海王のメンテを強行しました。

左右カウルを外すところまでは、もう慣れた作業です。
左のインジェクターから始めましょう。

20090808a_rt_lh
↑まずは後ろ(エアクリーナー)側を外しました。

20090808b_rt_lh2
↑そして今回は前(エンジン)側も外します。

20090808c_rt_lhclean
↑泡の洗浄剤で汚れをきれいに清掃します。(使用したケミカルはこちらと同じ

20090808d_rt_injector
↑さらにインジェクター自体も外して状態確認。穴が4つ見えます。少なくとも穴の周りは想像よりきれいでした。

20090808e_rt_intake
↑これはインジェクターを外した穴からシリンダー側をのぞいたところ。右側の内壁には結構カーボンが蓄積しています。これ自体性能には影響しないでしょうが、シリンダー内の状態が窺い知れます。

20090808e_rt_conefield
↑同じく右側も作業して復旧したら同調を実施。その後カウリングを復旧する前にテストランです。(同調の手順はこちらと同じ
RTの場合、カウリングを閉めてしまうとアイドリング回転をちょっと調整する事も正確には出来ません。(ヤマカンで微調整は可能
十分納得いく状態であることを有る程度走ってから決断します。
写真は近所のトウモロコシ畑の中の一本道をゆく海王ヌードバージョン。
この状態でも一応ミラーもついているし走行に問題はありませんが、オーディオが晒された状態なので、雨のときはカバーが必要ですね。

20090808j_rt_home
↑納得したらカウリングを復旧して出来上がり。

20090808i_rt_meter
↑真夏のリハビリは終了。良い汗かいて、風邪ウィルスも消滅したでしょう。

さて結果はというと、やはり効果てきめん。安定したアイドリングと滑らかななスロットルレスポンスが戻ってきました。
今回良く観察してわかったのは、ポイントは回転数アジャスト用のスクリューが入る穴の清掃が一番重要ってことです。
アイドリング時にはバタフライが全閉になって、空気はこれをバイパスするこの穴を通ってインジェクターのある下流に流されます。
この量を調整しているのが真鍮色のアジャストスクリューです。
ココにタール状の汚れが付着すると通る空気が減ってアイドリング回転数が下がる訳です。
同調をとってもしばらく走るとアイドリング回転数が下がるのはココが汚れるからですね。
真鍮色のスクリューを左に回し続けると外れるので、これ自体をよく拭いてきれいにするのに加え、穴の側にクリーナーを吹いて、コンプレッサーエアーで清掃すれば相当にきれいになります。

そういえば(クルマの)BMWでも、アイドリング調整用のバルブが汚れて定期的に清掃しないとアイドリングからの回転上がりにひっかかりが出る、という持病があった事を思い出しました。
日本では(ドイツに比べて)アイドリングする時間が長いからでしょうか。それとも油音が高くなりがちで、ブローバイが汚れやすいって事でしょうか。

いずれにしてもこういったところをちゃんと面倒見てやら無ければならないのは"外車"ならでは、といったところでしょうか。
ディーラー任せでは、「外車は金がかかる」となりますし、ほったらかしなら「外車は良く壊れる」といわれる原因かもしれません。
逆に自分でちょっと手を掛けてあげればしっかりと完調を維持できるのは"ドイツもん"の美点だと思います。

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