スロットルケーブルの再調整
2009年4月30日(水) 50,200Km
先日、高めだったアイドリング回転数を調整した際に、冷間時のファストアイドル(チョーク)が効かなくなってしまった件の修正です。
RTのチョークは、スロットルケーブルを僅かに引っ張った状態に維持するだけのメカニカルな機構です。燃料を増量したり、空気量を減らしたりはしていません。
先日のアイドル調整では、1300rpm→1150rpm程度に下げたのですが、その結果チョークを引いてもファストアイドルが上がりきらないようになってしまったわけです。
スロットルケーブルの磨耗が進んで、がたが大きくなってきたことが主原因でしょうが、ケーブルの交換は大仕事なので、とりあえず調整で済ますことにしました。
RTのスロットル(チョーク)ケーブルの調整は
- 左右グリップ根元
- 左右インジェクション部のケーブルエンド
で可能です。
実際のケーブルは、グリップ部からタンク下へ回って"Bowden-Cable-Divider"に入ります。
ここでスロットルとチョークが合流。機械的に加算された"移動量"が左右それぞれ2本のケーブルでインジェクションへ伝えられます。
このBowden-Cable-Dividerというのが仕組み上の特徴ですが、交換作業を難しくしている主因でもあります。
↑先ずは左右グリップ根元のアジャスターでケーブルのバックラッシュを詰めます。ロックナットを緩めた後でアウターケーブルを伸ばせば(左に回せば)バックラッシュは減る方向です。
バックラッシュ1mmが規定値です。(計り方が良くわからない・・・)
↑こちらがインジェクション側。これは右側ですが、左も同じです。ロックナットを緩め、アジャスターでバックラッシュを詰めます。2mmが規定値です。(同じく良くわかりません・・)
測定方法が良くわかりませんが、左右が揃うように調整して同調を取り直しました。アイドル回転1100rpmです。
このときチョークレバーを引いた状態では2500rpm程度になるように気をつけます。(完全暖気後)
↑ちなみにインジェクション側のケーブルドラムにはストップボルトがあって、これでスロットルオフ時の位置を規定してます。
整備マニュアルによると、シールされた左側のボルトは絶対に触るな、との事です。
こちらは工場出荷状態で調整済みの部分のようです。
これを詰めると、スロットルオフ時のスロットル開度をかんたんに調整できそうですが、左右にずれはなかったので右側も今回は触っていません。
すべての調整が終わったら、試運転。今回は完全に暖気状態を確認するために、カウルを外したままで数キロ走って確認しました。実際には走っては同調、走っては同調、を2,3回繰り返しました。
満足いくところまで調整できたら、エンジンを冷やして冷間時のチョークの効きを確認してからカウル復旧です。
サイドカウルを外した状態でも走行は出来ますが、ミラーが付いていないので本当はNGですね。ご近所だけ気をつけて走り回りました。
斜め下の見通しが良くて、なんとなくR1150R的気分なテストランでした。
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