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1万キロ総括【ハードウェア編】

2008年8月26日(火)27,200Km

ようやく納車後1万キロを迎えます。
数回に分けてこの1万キロを総括したいと思います。
先ずはハードウェア編。

  1. エンジン
    タッタッタッ・・・と軽く振動しながら回るエンジンは、乗り手を急かすことなく好印象です。特別に力がある訳でもなく、感覚的には最新CB750(RC42)と比較しても同程度の馬力・トルク感しかありません。
    エンジンオイルの状態に敏感な面があって、粘度が下がってくるとフィーリングが悪くなり、一番美味しいはずの3000RPM近辺から気に触る振動が発生します。逆にいえば、オイルさえ状態がよければ「さすがBMWボクサー」と感銘するフィーリングを味わえます。
    巷で言われるようにオイル消費も現代のガソリンエンジンとしては多めです。一般道を走る分には1リットル/5000Km程度ですが、高速道路を使うと倍以上消費するようです。
  2. サスペンション
    前後ともかなりやわらかめの設定。それでも路面の状態はしっかりつかめます。車重に対してホイールベースが短めな為か路面がうねると不快なピッチングを感じることがあります。このホイールベースのおかげで想像できないほど身軽なコーナリングなどが実現している部分があるのでしょうから納得できる設定です。
  3. ボディ
    フルカウルのボディは磨くとすばらしく綺麗になります。エンジン部などを含めてつるんペロンとした形状は洗車が大変楽チン。各部の建てつけ、仕上げが上等なのも価格相応で満足のいくものです。センタースタンドを立てる為のレバーなんかのアルミの造作は、見ても触っても上質です。
  4. ブレーキ
    何かと指摘されることが多い前後連動ブレーキですが、まあ、細かい不満はあるものの「絶品」と断言します。ともかく安心してパニックブレーキ(変な表現ですが)が掛けられるブレーキです。そんなにスピードが出ていなくても、横道から車が飛び出してきたりしたらなかなか冷静にブレーキ操作は出来ないものです。
    低速時スムーズな操作をするには少し馴れが必要ですが、1回でもこのブレーキのおかげで衝突を回避できたとすればそれは大きな価値だと思います。この辺はBMW(というかドイツ人)の安全思想に感服します。日本のメーカーでは(低速時の取り扱いを考えると)製品化は実現しないと思います。
  5. 駆動系
    シャフトドライブは実質メンテナンスフリーなので実用に使うには最高に便利です。
    シャフト自体には多少バックラッシュが感じられ、できればこの辺がもっと精密にできると高級感が増すのだと思います。
    シャフトドライブ特有のジャイロ効果は、私のヘタレペースでは全く気になりません。
  6. 電装系
    バッテリーはカウルを外さないと点検すらできません。未だ1回も見ていません。
    ヘッドライトは暗めで、あまり印象はよくありません。これでもフォグランプが付いて1100RTよりは明るくなったとの事ですが・・・・。普段はフォグなんて使いませんからね。
    メーター類は見やすさという意味でよく出来ています。警告灯も大型です。できればメーターの照明を4輪BMWのように赤に近いオレンジにしてくれれば雰囲気だったのですが・・。
  7. 各部操作スイッチ
    ハンドル周りにある操作スイッチはそれぞれが大きく、操作感も節度があって好ましいものです。
    但し左側にあるヘッドライト/ウィンドシールド/純正オーディオのスイッチは同じような形状のものが並んでいて混乱することがあります。スイッチの向きや形をもっと変えたほうが良いと思います。
    また、ドイツ人規格なのか、グリップからスイッチまでの距離が遠めで、日本人の指ではウィンカーのキャンセルスイッチなど少し届きにくいです。あと2mmでも近いと楽チンなのですが・・・・。
  8. パニアケース
    ケースそのものは大変便利です。トップケースと共に手放せないアイテムです。
    しかしロックの仕掛けがイマイチです。蓋を開けた状態でキーを抜くことがありますが、この状態でレバーだけ戻すとロックインジメータ(アルミの板ッペら)が曲がってしまいます。レバーの操作が通常でも硬めなので、インジケーターが出ていることに気付きにくいのも残念な点です。この辺もドイツ的って感じですが・・・。
  9. 燃費
    真夏期で18~20Km/㍑。涼しくなればもう少し伸びそうです。バイクの大きさを考えると立派なものでしょう。
    但しハイオク指定。レギュラー100%ではノッキングの兆候あり。フィーリングもだいぶ落ちます。50%では全部ハイオクの状態とほとんど変わりませんが、給油がめんどくさい。結果いまは100%ハイオクで使っています。
  10. 騒音・振動
    大型ツインとしては静かなほうでしょうか。例えばハーレーなんかと比べればかなり静かです。
    アイドリング時の振動はそれなりで、国産マルチとは比べられません。音質もショボイです。
    2000RPM以上回すとかなりスムーズになり、振動、音とも気にならなくなります。5速、6速で3000RPMあたりになるとYS-11のような音になって旅心をそそります。

という訳で、ドイツもんの機械ですから、ハードウェア部はなかなか魅力的に作られています。

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